ひと昔の携帯電話は水没してしまうと壊れてしまう可能性が高く、水没は端末の大敵でした。しかし最近のスマホは防水機能を備えている機種が多く、ちょっとした水没なら大丈夫なことがほとんどです。
iPhoneもまた最近のモデルは防水性能を備えているため、普段使いで多少水に濡れても壊れてしまうことはほとんどなくなりました。
しかしそれでも条件によっては水につけると、本体内部への浸水によって壊れてしまう可能性もあります。
そこでもしiPhoneを水没させてしまったら、どのように対処したらいいのでしょうか。
iPhoneの防水性能は?
iPhoneには防水機能が備えられていますが、その機能はどの程度のものなのでしょうか。
さらに水没させてしまったけれど、水が本体内に入っているかどうかわからないという時は、何をチェックすればいいのかを理解しておきましょう。
iPhone7以降は防水機能
現行モデルのiPhoneには防水性能が搭載されています。iPhoneは、iPhone 7以降のモデルが防水となっていて、モデルが新しくなるごとに防水性能はより強化されています。
そのため多少水に濡れたり、あるいは水の中に落としてしまってもすぐに壊れてしまうようなことは無くなりました。
しかし、防水性能を超えたような使い方をした場合は本体内に水が入ってしまう危険性があります。
現行iPhoneの防水性能は?
では、現行モデルのiPhoneにはどの程度の防水性能が備わっているのでしょうか。公式のスペックとしてはiPhone 13シリーズは、深さ6mの水の中に最長30分間入れていても浸水しないとなっています。
これだけの性能があれば日常使いの中で浸水リスクはないとも言えますが、テストは真水での数値ですから、海水や温水、あるいは水圧が高い場合はさらに条件が過酷で、浸水しやすくなる可能性もあります。
さらに古いモデルではこの性能は順に弱くなり、iPhone Xシリーズでは水深2mとなっています。
それでも水没した時にトラブルになるケースとは?
防水性能を備えたiPhoneは普段の使い方ではほぼ浸水しませんので、実際に浸水してしまったかどうかは、本体が不調にならないとわからないとお考えかもしれません。
その場合、本体内部まで浸水しているかどうかを確認したい時は、SIMスロットを外しSIMトレーの入口をチェックします。
ここには水没シールが貼られているため、このシールが赤くなっていた場合浸水してしまっている可能性があります。
ただし水がついた状態でSIMスロットを外すとそこから水が入ってしまいますから、チェックする時は本体の水をしっかり拭き取ってからにしてください。
もちろん水没してしまった後に画面が切れてしまったなどの異常が出た場合も、浸水の可能性があります。
iPhoneが水没して不調になった時に絶対避けるべきこと
iPhoneを水没させてしまった時には絶対にやってはいけないことがあります。まずはそんな避けるべきことについて知っておきましょう。
- iPhoneを充電する
iPhoneを水没させて画面がつかないなどの不調が出ている時には、絶対に充電しないようにしてください。
後ほど説明しますがiPhoneを水没させた時にはまず電源を切ることが必要ですが、充電していると内部に電気が通電しますので、iPhoneが致命的に壊れてしまう可能性が高くなります。浸水の可能性がある時は絶対に充電は避けましょう。
- iPhoneをドライヤーで乾かす
水没してしまったiPhoneをすぐに乾かすために、ドライヤーで乾かしたくなるかもしれませんがこれも危険です。
低い温度でゆっくり乾かすのならまだ良いのですが、ドライヤーを通常の温度でiPhoneに吹きかけると、高温すぎて熱の影響で本体が壊れてしまう危険性があります。
iPhoneが水没して不調になった時の対処法
ではもしiPhoneを水没させて不調になってしまった場合、どのように対処すれば良いでしょうか。
- 電源を切る
iPhoneが水没して画面が切れるなどの症状が出た場合、まずはまっ先に電源を切ってください。本体内に水が入ってしまった状態で電源を入れたままにしておくと、内部がショートして完全に壊れてしまう可能性があります。
- 水分を取り除く
iPhoneの電源を切ったら次に本体の水分をタオルなどで拭き取ります。もし本体保護ケースなどをつけている場合は、ケースやカバーを外してから拭き取りましょう。Lightningケーブルの差込口や音量ボタンなどの隙間などは特に入念に拭いてください。
- SIMカードを抜く
iPhoneに浸水してしまった場合、SIMカードスロットにも浸水している可能性があります。付属のSIM抜きを使ってSIMスロットを開き、SIMを拭くなどの対処をします。SIM自体だけでなく、スロット内の水も拭いておきましょう。
- 本体を乾燥させる
一通りiPhoneの水を拭き取ったら、本体を乾燥させます。より確実に乾燥させるためには、ジップロックなどの密閉できる袋や容器に食品の乾燥剤を入れ、1日程度そのままにしておくと良いでしょう。
- 修理に出す
以上がiPhoneを水没させてしまった場合の対処方法となりますが、これで異常が直るかどうかは電源を入れないとわかりません。
しかし万一まだ水が本体内に残っているのに電源を入れてしまうと、内部がショートして壊れてしまう可能性があります。
可能であればできるだけ早く専門の修理業者に修理に出すか、上記の処置をしてから修理に持っていくのがベストと言えるでしょう。