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Xperia

日本を代表するAndroidスマートフォンXperiaの歴史とオススメの最新モデル

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Xperiaと言えば現日本を代表するAndroidを使用したスマートフォンです。

ガラケー時代からモバイル端末の代表機種を生み出してきたソニーブランドならではの信頼感と、Appleにも勝るとも劣らない先進的なイメージから、Xperiaは現在もなお人気スマホとして君臨し続けています。

今回はそんなXperiaの歴史とメリットデメリット、そしてオススメモデルについてシリーズを比較しながらご紹介していきましょう。

2008年ソニー・エリクソンから登場した初代Xperia

初代Xperiaが登場したのは2008年。この頃はソニーとスウェーデンのエリクソン社との共同出資で設立した「ソニー・エリクソン」ブランドで販売されていました。

ソニー・エリクソンは2012年にはソニーモバイルへと改編され、現在はソニーグループの一員となっています。

さらに意外かも知れませんが初代XperiaはAndroidではなく、今は亡き「Windows Mobile 6.1」を採用していました。その後2010年になってはじめてAndroidを導入したXperia X 10が登場し、このモデルは日本国内ではNTTドコモブランドから「SO-01B」という名前で販売されました。

人気のソニーブランドから登場したAndroidモデルということで、このSO-01BはiPhoneに対抗するAndroid端末として人気となり、日本国内でのAndroidの認知度を大きく広めるという役割を果たしています。

数々のユニークな端末を世に出したXperia

その後Xperiaは次第にスタンダードモデルの他に、様々なバリエーションモデルが派生したユニークなスマートフォンとしての位置付けと変化していきます。

その代表格が、ゲーム機能に特化したモデル「Xperia PLAY SO-1D」でしょう。

このモデルはガラケーのようにスライドして、まるでプレイステーションのようなコントローラーが隠されていました。

プレイステーションの人気ゲームがインストールされていましたが、どちらかと言うとイロモノ的なモデルとして短命に終わってしまっています。

その他にも3.3型という極小ディスプレイを採用し、手のひらモデルとして超軽量の100gという「Xperia ray SO-03C」も話題となりました。2台目のスマホとしては魅力的ながら、やはり王道というよりは、やや特殊な扱いでした。

基本性能はしっかりしているのに、競合機種との差別化を意識しすぎたのか、Xperiaはこのようなやや主流から外れたバリエーションモデルが印象的な時代もありました。

原点回帰を目指した国内モデルXperia 1の特徴とは

このような多機種展開によってソニーモバイルはビジネス的に苦戦することになり、世界的にも国内的にもかなりの苦戦を強いられていました。

その後登場したのがXperia Zは、まずまずの人気モデルとなりながらも方向性が定まらないため、さらにソニーらしさを追求したモデルとして「Xperia 1」がXperiaを代表するモデルとして登場しました。

この他に現在のXperiaシリーズは、Xperia Ace、そしてXperia 10という3タイプがラインナップされています。これにより現在のXperiaのラインナップは、ハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドという3つのタイプが用意されることになりました。

このなかでハイスペックのフラッグシップモデルとなっているのがXperia 1シリーズで、現在のモデルは3代目となるXperia 1 IIIです。チップは最高クラスのSnapdragon 888を採用し、画面も大型6.5インチ有機ELディスプレイを採用しています。

ミドルレンジのXperia 10 IIIはチップがワンランク下のSnapdragon 690で、画面もワンサイズ小さい6.0インチ有機ELディスプレイとなっています。

Xperia Ace IIはとにかくローエンドモデルとして、チップやディスプレイなどの余分な性能をカットしたモデルです。

最新のXperiaはどれがオススメ?

このように波瀾万丈な歴史をたどってきたXperiaですが、現行モデルを購入する際には、どんなポイントを見ていけば良いのでしょうか。

カメラ性能、メディアプレイを充実させたいならXperia 1 III

Xperiaが誇るスマホの性能として特筆しておきたいのが、他のスマホメーカーにもソニー製のセンサーとして部品を供給している「カメラ性能」でしょう。

ソニーはデジタル一眼カメラもトップクラスの人気を誇っていますから、より高性能なスマホカメラが使いたいのであれば、このハイエンドモデルがオススメです。

その他にもハイエンドなチップを使ってサクサクとゲームをしたいユーザーや、ソニー独自の画面比率で映像を楽しみたいのなら、このXperia 1 IIIがオススメ。

ただしその分、本体価格がやや高めになっているのが注意点です。

バランス良くスマホの機能を使いこなしたいのならXperia 10 II

ハイエンドのハード性能は必要ないけれど、ソニーブランドの良さを体験したいというのであれば、このXperia 10 IIを選ぶべきです。

チップも普段の使い方なら全く問題ないレベルの性能ですし、画面もソニーならではの、アスペクト比21:9の超縦長画面を活用できます。

コスパ最優先でとにかく安くXperiaをゲットしたいのならXperia Ace II

XperiaのローエンドモデルであるXperia Ace IIは、かなりリーズナブルに購入できる端末です。

しかし性能も価格なりというものとなっていますので、上位2モデルと比較すると性能的にはXperiaらしさはやや欠けます。

現行型のXperiaの特徴とも言える超ワイド画面は採用されず、画面の比率は一般的な18.7:9です。チップもSnapdragonではなくMediaTek Helio P35となっているため、ハイエンドのゲームをプレイする際にはやや不安が残ります。

そうは言ってもXperiaシリーズのブランド力はまだ健在ですから、よりリーズナブルにXperiaをゲットしたい人であれば、選択肢の一つとして魅力あるモデルと言えるのではないでしょうか。

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